株式投資ポータルサイト【カブポタ】

株式投資の始め方はシンプルでカンタン!株を購入し高値になれば売却をするだけ。

株式投資の始め方!株初心者でもカンタンですぐ分かる株式の基礎知識

日経平均株価のチャート

株式投資は、決して難しいものではありません。実際に、投資がはじめてという方も「株をきっかけ」に資産運用を始めています。

また、株式市場が全面安となったいま「株式投資を始めたい!」という方が多く、副業でトレードをする人、主婦や学生、シニアのトレーダーも増えてきました。

本記事では、株初心者の方が知っておきたい「株式の基礎知識」について紹介します。このページを読めば、投資初心者の方でもすぐに「株の売買」がスタートできます。

株取引に興味のある方、資産運用を始めてみたいアナタは必見ですよ!

株式投資の始め方

株式投資は、4つのSTEPで誰でもカンタンに始められます。

株式投資の始め方

  1. 口座の開設
  2. 口座へ入金
  3. 株の購入注文
  4. 株の保有

STEP① 口座の開設

まず株を購入する証券会社で口座を開設します。

STEP② 口座へ入金

次に、証券会社の口座に入金をしましょう。

STEP③ 株の購入注文

「購入したい会社の株」を注文します(※ 注文はパソコンや株式投資のスマホアプリからも購入できます)。

STEP④ 株の保有

取引が成立したら、口座から購入資金と手数料が引き落とされます。これで株を保有し、あなたは株主(かぶぬし)になりました!

株を購入した後は、値上がり前に売却をしても、長く保有していてもアナタの自由です。

値上がりをしたタイミングで売れば、売却益が得られます。また、長く保有して株主優待の特典をもらうという楽しみ方もあります。

株式投資の魅力とは?

株式投資最大の魅力は、投資で得られるリターン(利益)です。

株の売買は【株が安い時に購入し、値が上がったときに売る】のが鉄則で、株の価値が上がるタイミングを見計い株の売却を行います。

なお、株式投資の利益は売却益だけでなく「配当金」も含まれます。配当金とは、企業が事業活動で得た利益を株主に分配する制度のこと。

業績が大きな企業であれば、私たち株主が受け取れる配当金は大きくなります。

その反面、業績が不調な企業は配当できる金額が少なく、減配(=げんぱい、配当が減らされること)のリスクもあります。

配当金の受け取り方

配当金を受け取るには、企業の決算期末(権利確定日)までに株を購入しておく必要があります。

配当金は、証券口座で受けとる方法や、郵便局での受け取り、銀行口座で受けとる方法があります。証券会社で口座を開設した後、「受け取り方法」を確認しましょう。

IPOでも利益が狙える

IPO(Initial Public Offering)とは、日本語では「新規公開株」や「新規上場株式」といった意味があります。

これから、証券取引所に上場する企業のIPO株は、厳正に抽選で販売されます。なぜ抽選になるのかというと、IPO株の多くが上場後(初値で)株価が上がる確率が高いからです(※ 中には公募価格より、初値で下がるIPO株もあります)。

例えば、2019年12月17日にクラウドファンディング会計サービスのfreee・フリー(4478)が上場をしましたが、公募価格が2,000円だったのに対し、初値では2,500円の値を付け、一週間後の12月23日には株価が3,460円にまで値上がりしました。

なお、2020年3月29日の時点でfreee・フリー(4478)の株価は3,165円にまで値上がりしています。

freee・フリー(4478)の株価画像出典元:Yahoo!ファイナンス(2020年3月19日)

株式投資で得られる利益には、通常の売却益と配当の他に、本項で紹介した「IPO株の売却益」があり、投資家の中にはIPOだけで利益を稼ぐ人もいます。

IPO株が欲しい方は、証券会社の抽選に参加しましょう。

株式投資でも話題のNISAって何?

NISA

NISA(ニーサ)を知っていますか? もともとイギリスには、ISA(Individual Savings Account)という制度があり、イギリス国民の貯蓄率を高めるために導入されました。

NISAはイギリスのISAをお手本に、頭文字に日本の「N」を加えてNISAと命名し、毎年一定金額の範囲内の金融商品(株式投資、投資信託など)の配当金、分配金、譲渡益が非課税になる制度を設けました。

NISAがスタートしたのは2014年の1月です。NISAでの投資可能期間は、2014年から2023年となっており「非課税で資産運用ができる」画期的な方法です。

“ NISAとは?

NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。”

出典元:NISAとは?(金融庁)

通常の株式投資、投資信託では、毎年受けとる譲渡益や分配金に対して約20%(復興特別所得を含めると20.315%)の税が課されます。

しかし、NISA口座を開設すれば、株式や投資信託が値上がりした場合の売却益や、購入した株式や投資信託で受けとる配当金などが「5年間非課税」になるので節税効果が極めて高いです。

下の画像は金融庁が作成した、運用モデルの表です。

NISAの運用モデル画像出典元:NISA公式サイト(金融庁)

非課税で保有できる投資総額は「最大600万円」になることが分かります。株式投資を始める方は、NISA口座を開設しお得に資産運用をしましょう!

NISAのメリット

NISAのメリットは、毎年120万円まで非課税で投資ができることです。

年間120万円の枠を超えた部分については、翌年に持ち越すことができ、5年間の非課税期間が終わったあとも、課税口座に移すか売却をするか自由に選択できます。

NISAのメリット画像出典元:NISA公式サイト(金融庁)

このほかにも、NISAには少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度「つみたてNISA」をはじめ、0歳〜19歳の方が利用できる「ジュニアNISA」があります。

“ つみたてNISAとは?

つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。”
つみたてNISA(金融庁)

通常のNISAとつみたてNISAは併用できません。つみたてNISAと一般NISAはどちらか一方を選択した上で利用可能です。またNISAの非課税期間は「最長5年」なのに対し、つみたてNISAの非課税期間は最長20年間と長いです。

以下、通常のNISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの違いをまとめてみました。

NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの違い

区分 NISA つみたてNISA ジュニアNISA
投資できる金融商品 株式・投資信託等への投資から得られる配当金、分配金や譲渡益 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託 株式・投資信託等への投資から得られる配当金、分配金や譲渡益
対象となる人 口座を開設する年の1月1日現在、日本に住む20歳以上の方 口座を開設する年の1月1日現在、日本に住む20歳以上の方 口座を開設する年の1月1日現在、日本に住む0歳〜19歳の方
運用管理者は口座開設者の二親等以内の親族(両親、祖父母など)
非課税の範囲 新規投資額で毎年120万円が上限。5年間で最大600万円が非課税に 新規投資額で毎年40万円が上限。20年間で最大800万円が非課税に 新規投資額で毎年80万円が上限。
口座開設数 1人1口座 1人1口座 1人1口座
非課税期間 最長5年間 最長20年間 最長5年間
投資可能な期間 2014年~2023年 2018年~2037年 2016年~2023年

それぞれ、非課税の期間や非課税の金額は異なります。目的に合わせて、NISAの種類を選んで投資を行ってください。

NISAの始め方

NISAは、証券会社や銀行、信託銀行、投信会社、郵便局、農協、信用金庫、信用組合、労働金庫、生命保険会社で取り扱っています。

このなかで、最もおすすめなのは「投資のエキスパート」である証券会社です。

銀行や郵便局、農協とは違い、より投資について詳しい情報や意見、投資の仕方が分かるので、NISAの運用は証券会社をおすすめしています。

まず証券会社に「NISA口座開設」の申し込みをします。次に必要書類を提出すれば、最短申し込みの当日中に「NISA口座での取引」がスタートできます。

NISA口座の開設は、各証券会社の「NISA口座開設ページ」から申し込みをしましょう。

株式投資を始めるのに、初期投資はいくら必要?

株式投資を始めるのに「必要な資金」は、株式の購入費用と手数料です。【現在の株価 × 購入株数 +手数料】が購入代金になります。

株式の購入費用

現在の株価 × 購入株数 +手数料

オリックス(8591/T)の株価は、2020年3月19日の時点で1138.0円でした。

オリックス(8591/T)の株価画像出典元:楽天証券

例えば、オリックスの株を100株買った場合【1138.0円 × 100株】なので、購入代金は113,800円になります。

なお、株式購入の手数料は各証券会社によって、条件が異なります。

株式投資で人気の楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券、松井証券で株を購入した場合(同じ約定料金でも)手数料に差があります。

現物株手数料の比較

約定料金 楽天証券 マネックス証券 カブドットコム証券 松井証券
10万円以下 139円 100円 90円 無料
50万円〜100万円 272円〜487円 1,000円〜1,500円 250円〜990円 500円〜1,000円
100万円以上 582円〜973円
※ 条件達成で、大口優遇割引あり
1,000円〜約定金額の0.1%
※ 取引毎手数料コースと1日定額手数料コースで割引あり
990円〜3,690円 1,000円〜100万円増えるごとに1,000円加算
※ 取引毎手数料コースと1日定額手数料コースで割引あり

※ 各社、コースによって取引手数料の割引があります。

楽天証券でオリックス株を100株購入したとしましょう。株価は1138.0円、購入代金は113,800円、手数料は【272円〜487円】でした。これなら、購入費用は114,072円〜114,287円準備しておけば大丈夫そうですね。

株式投資の金額は単元株数でも変わる

株を購入する時には、株価だけでなく「単元株数」にも注意しましょう。

単元とは?

単元(たんげん)とは、株式投資における売買単位のこと。上場企業の多くは100株を1単元としており、配当金などを受ける権利は1単元以上の株式を購入すると付与されます。

先程のオリックス株は「1単元100株」で販売されていましたが、1株あたりの株価が高ければ、1単元購入に必要な投資金額も高くなります。

最近では、単元未満の取引ができるミニ株(単元未満株)も取引されています。少ない資金で、株を購入したいという方は、ミニ株(単元未満株)の購入がおすすめです。

単元株数の小さな「ミニ株」もおすすめ!

ただし、ミニ株は単元未満の売買になるので、株主総会への参加ができない、株主優待が受けられないといったデメリットもあります。

またミニ株(単元未満株)は、リアルタイムでの株主取引ができないので注意しましょう。

株式を買う方法と上場の仕組み

証券取引所

欲しい銘柄がある「株式を買おう!」と、東京証券取引所に駆け込んでも株は買えません。株式は証券取引所で直接買うのではなく、証券会社を通じて購入します。

日本には約100万社を超える株式会社が存在しますが、現在証券取引所に上場しているのはわずか4,000社しかありません。

証券取引所に上場をするには、財務条件や経営状態など、一定の基準を満たす必要がありますが、社内体制が強化されるといった相乗効果もあります。

上場とは?

上場(じょうじょう)は、証券取引所にて会社の株式が売買できること。上場をするには、証券取引所が定めた基準をクリアする必要があり、東証一部上場は起業家の憧れでもあり、上場を目指して活動を行う企業も多い。

証券取引所に上場をすれば、財務内容が公開されるため、金融機関や取引先から高い信頼が得られます。また「企業の格付け」があがることで、銀行や金融機関からの資金調達がしやすくなります。

このほか、上場をすることで知名度が上がり優秀な人材が確保できるのも、上場の大きなメリットです。

銘柄コードとは?

なお上場株式には、銘柄コードと呼ばれる4桁の番号があります。例えば、任天堂株式会社の銘柄コードは【7974】です。

任天堂株式会社の銘柄コードは【7974】画像出典元:Yahoo!ファイナンス(2020年3月19日)

銘柄コードは、証券会社のホームページでも確認できます。各社の銘柄コードが何番なのか調べてみましょう。

銘柄コードで業種が分かる

例外もありますが、銘柄コード1700〜199番は建設業、4500番台は医薬品業界、7200番台は自動車業界、8800番台は不動産業界など、一定の傾向があり(銘柄コードを)覚えておくと、社名を探すのに役立ちます。

なお、銘柄コードと業種の関係性については、以下の記事でも詳しく解説しています。

株式の取引時間

株式の取引は、月曜から金曜日の平日に行われます。

また、取引時間は朝9時〜11時30分の前場(ぜんば)と、午後12時30分〜15時の後場(ごば)に分かれています。

※ 土日祝日は休みです。

株式の取引が行われる場所

株式の取引が行われる場所は、証券市場(しょうけんしじょう)と言います。東京、名古屋、大阪、福岡、札幌に取引所があります。

  • 東京証券取引所(通称:東証)
  • 名古屋証券取引所(通称:名証)
  • 大阪取引所(通称:大証)※
  • 福岡証券取引所(通称:福証)
  • 札幌証券取引所(通称:札証)

※ 大阪取引所は2013年、東京証券取引所と合併しました。現在は、先物オプションに特化した取引所として機能しています。

私たちが株式投資をする銘柄の多くは、東京証券取引所で売買されています。

東京証券取引所には、さらに東証一部、東証二部、マザーズ、JASDAQ(ジャスダック)の市場があります。それぞれ、どのような特徴があるのか「市場の違い」について内容をまとめてみました。

東京証券取引所にある4つの市場

東証一部 国内外を代表する大企業が上場しており、売買も活発に行われている。
上場銘柄数は2,166社
東証二部 中堅企業、老舗企業が上場している。
上場銘柄数は486社
マザーズ 新興市場で、東証一部上場を目指す企業が上場している。規模の小さな銘柄が主流。
上場銘柄数は321社
JASDAQ
(ジャスダック)
新興市場で、IT企業などが多く上場しており、規模の小さな銘柄が主流。
上場銘柄数はJASDAQスタンダードが668社、JASDAQグロースが37社

※ 2020年3月19日時点のデータです。

表中にある、JASDAQスタンダードとは老舗企業が中心で、一定の規模や利益水準(例:直近一年の利益が一億円を超えている、もしくは時価総額50億円以上)が必要となります。

一方のJASDAQグロースは、新興企業が中心で利益要件はありません(純資産がプラスであればOK)。赤字企業の場合でも上場審査において「成長の可能性」があれば上場できるなど、JASDAQスタンダードより緩やかな条件が設定されています。

参考リンク:上場会社数・上場株式数(JPX 日本取引所グループ)

少額投資の始め方

本記事の前半でも紹介をしましたが「ミニ株」を購入すれば、わずかな軍資金で株式投資が始められます。

通常一般的な株は、単元株と呼ばれる100株、1,000株といった大きな単位で売買を行います。しかし、一部証券会社の中には「ミニ株」と呼ばれる単元未満の株取引が行えるので、少ない資金で株式投資がスタートできます。

例えば、NTTドコモの株価は3,214円です(2020年3月23日16時11分時点の株価)。一単元100株なので、通常であれば「321,400円+証券会社への手数料」が必要ですが、1単元から取引出来るなら「3,214円+証券会社の手数料」だけでNTT株が購入できます。

以下、ミニ株(単元未満)で株が購入できる証券会社を一部紹介します。

ミニ株が購入できる証券会社(一例)

会社名 名称 取扱銘柄 手数料
マネックス証券 ワン株 1単元100万円以上する銘柄はもちろん、ほぼ全ての銘柄の購入が可能 約定代金の0.5%。最低手数料は48円
カブドットコム証券 プチ株 東証1部・2部・マザーズ、ジャスダック、名証1部・2部・セントレックス、福証・Q-Board、札証・アンビシャスの株式等 約定代金の0.5%。最低手数料は48円
松井証券 単元未満株 現物取引 約定代金×0.6%(※)最低手数料なし。
※ インターネット経由、かつNISA・ジュニアNISA口座の場合、手数料は無料です。

このほか、ミニ株ではありませんが、楽天証券では楽天スーパーポイントを使って投資が行えます。

楽天証券では楽天スーパーポイントを使って投資が行える画像出典元:楽天証券

ポイントで全額投資をしても、ポイント+現金の組み合わせでも投資できるので便利です。

楽天カード、楽天市場、楽天銀行、楽天トラベル、楽天Edy、楽天Payなどで楽天スーパーポイントを貯めている方は、ポイント投資ができる楽天証券で投資をスタートしてみましょう。

株式の仕組み!株式会社と株主

株式投資の始め方、株式売買の基本的知識について説明をした後は、株式投資の土台となる「株式の仕組み」について説明します。

株式会社とは?

株式会社とは?の解説

株式会社(かぶしきがいしゃ)とは、株式を発行する企業のことで、事業資金を集める目的で株式を発行しています。

株式会社は株式の発行で得た資金を「元手」に事業を行い、利益を上げるよう企業活動を行います。

株主とは?

株式会社に出資をする人は、株主(かぶぬし)です。株主は出資(=投資)の証明として株式を受けとります。株主は、株式会社が発行する株式を所有することで、以下の権利と責任を負います。

株主の権利と責任

議決権 会社の経営に参加する権利
例)株主総会での発言、重要な決議での投票など
余剰金配当請求権 保有する株数に応じて、配当金などを受けとる権利
残余財産分配請求権 会社が解散した時に、残った財産の分配を受ける権利

企業が利益を得た場合には、余剰金の配当が行われます。

例えば、2020年2月12日に松井証券が発表したソフトバンク(9434)の配当利回りは5.78%で、1株あたりの配当予測は85円になっています。

松井証券が発表したソフトバンク(9434)の配当利回り画像出典元:松井証券

仮にソフトバンクの株を1,000株持っていたとしたら、【85円×1,000株】なので、配当金は85,000円になりますね。

株主は株式会社の借金を負わない

株主の責任は、出資をした資金の範囲に限定されます。このため、株式会社が倒産した場合でも、株主がマイナスの財産(=借金など)を負う責任はありません。

株主の有限責任とは?

有限責任(ゆうげんせきにん)とは、株式会社に出資をした株主が、出資金など限定された範囲でのみ責任を負うこと。

株主総会とは?

株主総会招集通知

マネーに関する雑誌やWebコンテンツ、投資家のブログなどを見ていると「株主総会に行ってきました」という記事やコラムを目にすることでしょう。

決算が3月の株式会社であれば(原則)3月の権利確定日時点で株を保有していると株主総会に参加できます。株主総会開催日の原則、2週間前までに招集通知と議決権行使書が届きます。

欠席の場合は、ネットまたはハガキで意思表示を行います。また、欠席の場合は総会が開かれる前に、議案の賛否を郵送またはネットで投票する流れとなります。(※ 一部企業では、委任状によって第三者に託すことも可能)

株主総会の種類

株主総会には、定時株主総会と臨時株主総会の二種類があります。

定時株主総会 毎事業年度の終了後、一定の時期に株主を招集し開催される株主総会のこと。
臨時株主総会 定時株主総会以外で、必要に応じて開催される臨時的な株主総会のこと。

定時の株主総会は、会社法296条1項によって開催が義務づけられています。また、臨時の株主総会は定時株主総会とは違い、必要があれば何度でも開催できます(会社法296条2項を参照)。

会社法第296条

1. 定時株主総会は、毎事業年度の終了後一定の時期に招集しなければならない。
2. 株主総会は、必要がある場合には、いつでも、招集することができる。
3. 株主総会は、次条第4項の規定により招集する場合を除き、取締役が招集する。

参考リンク:コンメンタール会社法(WIKIBOOKS)

なお、2020年の株主総会は新型コロナウイルスの影響もあり、オンラインで「バーチャル株主総会」を開催する企業が増えています。

(新型コロナウイルス対策のため)会場で開催をする企業については、入り口で体温チェックをしたり、株主と株主の座席の間隔を大きく取るなど、各社が対応に追われています。

参考リンク:「ハイブリッド型バーチャル株主総会の実施ガイド」を策定しました(経済産業省)

株式の銘柄を選ぶには?

株式の銘柄には、さまざまな選び方があります。投資目的の方は、配当利回りの大きな企業や、成長の可能性が高い企業を探して大きなリターン(売却益)を狙うことができます。

また、愛用している商品やサービスを提供している企業があれば「応援の意味を込めて」株を買うのも良い選択肢といえます。

このほかにも、株主優待を目当てに株を購入する人もいます。

例えば、デパートで頻繁に買い物をする人は、「デパートの優待券」をもらう目的で株を購入していますし、東京ディズニーリゾートが大好きな方なら、オリエンタルランドの株を購入し株主用パスポートをもらう人もいます。

ここで、人気の高い株主優待の一例をまとめてみました。

人気の高い株主優待の一例

社名 株主優待の特典内容
イオン(8267) ・株主優待カード(イオンでの買い物3%キャッシュバック)

割当基準日、2月末日と8月末日の年二回

オリックス(8591) ① カタログ内のオリックス提携先企業が製造する商品、食品、飲料を1品選択
② プロ野球観戦、レンタカー、ホテル、旅館、水族館などオリックスグループのサービスが割り引き価格で利用できる。

割当基準日、3月末日と9月末日の年二回

日本マクドナルド(2702) ・100株で1冊、300株以上で3冊、500株以上で5冊の食事優待件を進呈。優待券1冊中にはバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの無料引換券が1枚になったシートが6枚付いてくる。

割当基準日、12月末日と6月末日の年二回

ANAホールディングス(9202) ① 国内線片道1区間が、優待運賃で利用可能
② ANAグループ優待券
③ 株主専用予約サイトの提供
①は100株以上で1枚、400株以上で4枚、1,000株以上で7枚、100,000万株以上で254枚進呈。

割当基準日、3月末日と9月末日の年二回

すかいらーくホールディングス(3197) ・自社グループのレストラン優待券3,000円分
・100株以上で年3,000円、300株以上で年20,000円、500株以上で年33,000円、1,000株以上で年69,000円の優待券を進呈。

割当基準日、12月末日と6月末日の年二回

オリエンタルランド(4661) ・株主用パスポート(東京ディズニーリゾートにて利用可能な1デーパスポート)を進呈
・100株以上で1枚、800株以上で2枚、1,200株以上で3枚、1,600株以上で4枚、2,000株以上で5枚、2,400株以上で6枚を進呈。

割当基準日、3月末日と9月末日の年二回

全国保証(7164) ・100株以上で3,000円分のQUOカードを進呈。また100株以上を1年以上保有した株主には、5,000円分のQUOカードかカタログギフトを進呈。

割当基準日、3月末日

日清食品ホールディングス(2897) ① グループ会社の商品詰め合わせ(3,000円相当)
② 1,500円相当のひよこちゃんオリジナルグッズ
③ 国連WFPへの寄付

保有する株数によって、グループ商品の詰め合わせ商品の金額が最高5,500円相当までアップ。①〜③のうち複数の特典が選択できる。
割当基準日、3月末日と9月末日の年二回

Jフロントリテイリング(3086) ① グループ内で使える買物優待カード、買物優待券を進呈
・100株以上で、10%割引の優待券(利用限度額50万円、3年以上株保有者は利用限度額150万円)
・500株以上で、10%割引の優待券(利用限度額100万円、3年以上株保有者は利用限度額200万円)
・1,000株以上で、10%割引の優待券(利用限度額200万円、3年以上株保有者は利用限度額300万円)

以降も保有株数に応じて、利用限度額が大きくなる。

② パルコで利用できる優待券
・100株以上で40枚、買い物2,000円毎に100円分として使用可能。8月時点の新規株主には20枚を進呈

割当基準日、3月末日

お目当ての株主優待があれば、証券会社で株を購入してみましょう。

こちらも読まれています 初心者向け銘柄の選び方「知っている会社・身近な会社を買う!」
2015年7月28日1,744 view

証券会社の選び方

証券会社の選び方ですが、投資家の口コミや評判のほか、手数料や金利の安さで選びましょう。また、IPO当選のしやすさや取引ツールの使いやすさで選ぶ人もいます。

最近では、スマートフォンで取引をする人も増えていますが、スマホアプリの使いやすさや操作性などで選ぶ人もいます。

株式投資の始め方で良くある質問

株式投資の始め方や、取引の仕方について「良くある質問」を集めてみました。

質問① 学生でも株式投資できる?

はい。未成年の学生でも、親権者の同意があれば株式投資が行えます。未成年者の方は、親の同意書、親権者との続柄が確認できる書類(例:住民票や戸籍抄本、健康保険証など)を証券会社に提出すれば、取引口座が開設できます。

こちらも読まれています 株式投資は未成年でも出来る!高校生から主体的に投資できます
2015年8月28日22,918 view

質問② 株式投資はいくら必要?

株式投資の金額は、株価と購入する株の売買単位によって変わります。企業によっては1単元1,000株という場合もあり、1単元100株の企業より投資金額は多くなります。

その一方で、1単元1株、100株といった企業もあります。そして株価が安いタイミングであれば、10万円未満でも株主になれます。

質問③ 株式口座開設に必要な書類は?

株式の口座開設に必要な書類は、本人確認書類(例:運転免許証、パスポート、住基カード、健康保険証、住民票の写し、印鑑登録証明書など)のほか、個人番号カードが必要です。

個人番号カードを提出するのは、所得税の申告漏れを防ぐためで、どの証券会社も必ず個人番号を申告する必要があります。

なお、顔写真の付いたマイナンバーカードがあれば、他の本人確認書類は必要無くマイナンバーカードだけで口座開設が行えます(※ 未成年者の方は、親権者との続柄が分かる書類、同意書が別途必要)。

各証券会社のホームページで、必要な書類を確認しましょう。

株式投資を始めるのにオススメの証券会社

最後に株式投資を始めるのに、オススメの証券会社を3社紹介します。

マネックス証券

マネックス証券は、投資の初心者にやさしい証券会社で、投資に役立つ豊富な情報と教育ツールを提供し、取引ツールの使いやすさでも人気です。またIPO銘柄の取り扱いも多く、公募株は100%公平な抽選制で実施されます。

楽天証券

楽天証券は、取引手数料が安い上に、取引量に応じて楽天スーパーポイントがもらえるといったメリットがあります(ポイントは楽天市場、楽天グループの各種サービスで1P=1円相当として利用可)。

株式のほかにも、投信、FXをはじめ豊富な金融商品を扱っており、初心者からプロまで使いやすいツールを提供しています。

松井証券

松井証券はデイトレーダーに人気の証券会社です。一日信用手数料は無料(回数や約定代金は無制限)で、約定料金10万円までの手数料も無料。取引ツールも使いやすく、システムの状態も常に安定しています。

まとめ|投資初心者も株式投資ならカンタンに始められる!

株式投資はFXのような複雑さはなく、株価を見て好きな銘柄を購入するという、買いやすさや「シンプルさ」が最大の魅力です。

また、株式投資であれば、売却益や配当金をはじめ、株主優待やIPOの利益など、さまざまな「楽しみ方」がありますし、ネット証券からの取引であれば、手数料も安く、初心者でも安心して始められます。

投資がはじめてという方や、これから資産運用を始めたいという方は、はじめてのきっかけがつかみやすい「株式投資」から始めてみましょう!

この記事を読んだ人はこちらの記事も見ています

【株の始め方】に関する記事