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株で成功する人と失敗する人の3つの共通点

株で成功する人と失敗する人。損をするのは理由がある

成功する人と失敗する人
株式投資で成功する人の共通点を見につけ、また失敗する人の共通点は反面教師にすることで成功するための基本の方を身に付けることができます。

今回は株式投資で成功する人と失敗する人それぞれに共通する3つの特徴をご紹介します。

株で成功する人・失敗する人の共通点

株式投資に取り組んでいる人は、そのほとんどが成功を願って取り組んでいるはずです。しかし、実際には成功している人より失敗している人の数が多いのではないでしょうか。

株式投資において「絶対に成功する方法」は存在しませんが、「失敗を減らす」ために、株式投資で成功する人や失敗する人の共通点を知っておくことは効果があるはずです。

株式投資で成功する人の共通点や、失敗する人の共通点にはどのようなものがあるのでしょうか。

株式投資で成功する人に共通する3つのこと

株式投資で成功する人には、株式投資に対する知識やテクニック以上に考え方や姿勢において共通点があります。

あまり儲けようと思わない

株式投資で成功する人に共通する1つの特徴が、あまり儲けようと思わないということです。

○カ月以内に投資元本を○倍にする!と儲けばかりに目がいってしまうと、待たなければならないところで焦って投資したり、損切りするべきタイミングで損切りできなかったりして失敗につながってしまいます。

できる限りリスクを避けようとする

投資で成功する人に共通する2つめの特徴が、できるかぎりリスクを避けようとすることです。
「リスクの高い銘柄はリターンも大きい」のは投資の原則ですが、そのような、どちらかというとギャンブラー的考えを持たない方が成功につながりやすいものです。

待つことができる

投資で成功する人に共通する3つめの特徴は、待つことができるということです。

株式投資をしていると、どこかで損切りをする必要があり、損切りの結果全体の収支がマイナスになってしまうことがあります。こうした状況に置かれると、何とか負けを取り戻してプラスにしたいと思ってしまいますが、この時、自分の感情に流されず次の波を持てる人が株式投資で成功できる人です。

また、自分が投資していない間に「狙っていた株価が上がった」ということが「自分が損した」ように感じてしまうこともあります。このような場合でも自分の感情を株式投資に持ち込まないようにしましょう。

自分の感情が株式投資に影響を与えそうだと感じたら、思い切って一度相場から離れてみるのも一つの手です。

株式投資で失敗する人に共通する3つのこと

同様に、株式投資で失敗する人にも共通する特徴があります。

ギャンブラー的マインドを持つ

すでにご説明しましたが、株式投資で失敗する人の多くが株式投資にギャンブラー的マインドを持ち込んでしまいます。
株式投資をしていると、少し儲けると「もっと稼ぎたい」、損失が出てしまうと「すぐにでも負けを取り戻したい」という感情が芽生えてしまうものです。
そうした感情は株式投資で成功するためには邪魔でしかありません。
これには個人差もありますが、自分が熱くなりやすいタイプであればそのことを自覚して、感情に流されないよう対処方法を事前に考えておくべきです。

損切りが出来ない

損切りとは、株価が損失を出している時に、その損失をそれ以上拡大させないために株を売却して損失を確定することです。

人は、同じ額であれば利益より損失の方が大きく感じるという特徴があります。株価がすでに損失を出している中、「もう一度上がるかもしれない」と思いながらも株式を売却して30万円の損失を確定するより、株価が利益を出している中、「まだ上がるかもしれない」と思いながらも株式を売却して30万円の利益を確定するのであれば後者の方が決断しやすいはずです。

この内前者の判断が損切りと呼ばれるものですが、この損切りを適切にできるかどうかが株式投資で失敗しないための1つのポイントとなります。

自分で決めたルールを守れない、もしくはルールを作らない

人は同じ額であれば利益より損失の方を大きく感じる特徴があるとお伝えしましたが、このように人は株式投資に感情を持ち込んでしまいがちで、感情を持ち込んでしまった投資は失敗につながりやすくなります。

そこで、株式投資に有効な方法が投資した金額より○%株価が下がったら売却するといった自己ルールを決めるという方法です。こうすることで強制的に損切りをするようにします。
実際に自己ルールを作って取り組んでみると、負けの数自体は多くなっていると感じるかもしれませんが1カ月や1年など長期の運用成績で見ればプラスになっているという実感を得られることが多くなるはずです。

また、折角ルールを作っても実際には自分でルールを破ってしまうこともあるものです。
例えば、「買値の3%以上下落したら売却する」とルールを作っていて、これから上昇トレンドに入りそうだけど3%よりちょっと大きく下がってしまった・・・という場合には判断が難しいですよね。

株式投資初心者への3つのアドバイス

成功する人に共通する特徴と、失敗する人に共通する特徴についてお伝えしてきましたが、それらを踏まえた上で株式投資初心者には3つのアドバイスがあります。

株式投資ではまず確実に元を取る

再三お伝えしていますが、株式投資ではギャンブラー的マインドを持たない方が成功に近付きます。「あまり儲けようと思わない」「リスクを避けようとする」マインドを持つことが大切です。

ビジネスだということを意識する

株式投資は証券会社のトレーダーやプロ投資家がしのぎを削る市場で闘うビジネスです。
売買の判断の際には非情に徹することができなければ勝ち続けることは難しいでしょう。
とはいえ、小資本の個人投資家ならではの投資法も存在します。必ずしもプロに勝つ必要はありませんが、常に利益を上げるにはどうすれば良いのか考え、試行錯誤を重ねていきましょう。

自分の力量を知ること

株式投資はいくら勉強しても終わりはありません。
今自分がどの程度の位置にいるのか、まだ足りていない部分があるのであればそれは何なのかを常に意識しておきましょう。
「何が足りないか分からない」という方はまだまだ勉強が足りない証です。

まとめ|株式投資で成功するために共通点を知っておくべき

株式投資には成功する人にも、失敗する人にもそれぞれある程度の共通点が見られます。

絶対的な正解はありませんが、少なくともそれらを知り、自分の株式投資に活かすことで多くのメリットが得られるはずです。

株式投資のテクニカルな面だけでなく、投資家心理などを含めた基本を身につけながら、トライ&エラーで実力を養っていきましょう。

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